こんにちは。尾形です。
春の旬と言えば、筍が真っ先に思い浮かびます。
筍は広義には、竹の皮(稈鞘)が稈とよばれる、竹の茎に付着していて、はがれるまでのものであれば地上に現れてから時間が経過して大きく伸びていても筍といえますが、調理をする私達にとっては、食用とする地上に稈が出現する前後のものになります。
そんな筍と、鶏肉を一緒に煮込んだものがこの日の主菜です。
煮物の味付けは、私尾形ではなく、cooking Cafe Ji-Jiの主人公たる、ご利用者様たちなのは言うまでもありません。じっくり煮込んで味の染みた煮物が出来上がりました。
この日のメニューは、
ご飯
豆腐と油揚げの味噌汁
鶏肉と筍の煮物
小松菜のお浸し
栄養士 八木より
『生の筍が出回ってくると春の訪れを感じますよね!我が家の筍も大きくなっているでしょうか?ゴールデンウィークは子供達と筍掘りをしようと思っています(^^♪
筍には旨味成分であるアミノ酸が数種類含まれており、中でもチロシンというアミノ酸を多く含んでいます。茹でると白い結晶になり、納豆や味噌、チーズの表面に出る白い粉と同じ成分で、他のアミノ酸を体内に取り込む助けをします。その他にも食物繊維が豊富で、整腸作用や、血糖値上昇の抑制、血中コレステロールの濃度を下げる効果が期待できます。
旬の食材は栄養価が高く美味しいのは勿論のこと、日本の美しい四季を感じさせてくれます。季節と移ろいと共に旬の食材も移り変わり、私達はちょうど飽きることなく1年ぶりにやって来た季節を喜ぶことができます。近年は栽培技術の向上により旬の食材が分かりににくくなっていますが、旬を意識した食材選びをして、日本の美しい四季と美味しい食材を思う存分楽しんで頂きたいです!!』