Cooking Café Ji-Ji

2020年03月

Ji-Jiでは、料理活動を中心に生活リハビリを行なっています。

1日の活動は、その日のお昼ご飯の献立を決めることからスタートします。

作戦会議

献立が決まったら、食材の買い出し、料理、盛り付け、配膳、食事❤️ 片付け…と進んでいきます。

※現在は新型コロナウイルスの感染予防のために利用者様の買い物はお休み中。買う物のメモを持って職員がお使いに行っています。

一連の活動の中で、献立決め(作戦会議と呼んでいます)が実は一番の難所であります。
自宅では、同居の若い衆にお任せしていることが多く、利用者様自身が「考えて」「決める」機会が随分と減っていることも影響しているようです。



作成会議の様子がこちら↓
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作戦会議では、職員の声かけ、チラシやこれまでの献立写真等を用いて、利用者様の考える力に働きかけています。
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利用者様の中では、献立を「考える」に加えて
、利用者様同士や職員への遠慮、気づかい、いい意味での駆け引きが静かに、しかし盛んに行われています。
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前頭前野が活性化しているのを感じます!

一つ一つの行為や活動には意味、目的、効果があります。
知らず知らずに無理なく楽しみながら行える生活リハビリ。

毎日の暮らしには、すごい力が秘められているんですね。

機能訓練指導員  伊藤純子


こんにちは、尾形です。

その日の昼食のメニューを決めることがJi-Jiでの最初のイベントです。
すぐ決まる日もあれば、なかなか決まらない日もあります。

利用者様が、その日に食べたいと思ったものを作って食べる。
当たり前のような一場面ですが、利用者様の多くは、同居しているお嫁さんや娘さん等、「若い人たちにまかせてる~」という方がほとんどですので、メニューを決めるというだけでもちょっとした脳トレになります。

この日、「これ食べたい」と新聞広告に載った小エビのサラダを指さす利用者様。

利用者様の輝く瞳とはうらはらに私、尾形は内心ドキドキ。


作戦会議


なぜって?

作ったことのないメニューだからです。
だからと言って、小エビのサラダ以外を作ったことがあるか?と問われれば・・・(困)

気を取り直し、作り方をこっそりスマートフォンで調べてもピンとこず、女性職員や利用者様に材料の情報収集しながら作り方などを聞く始末。
女性職員は説明しながら「簡単でしょ?」とほほ笑んでいましたが、私には結構な試練。

この日の私にとっての生活リハビリは二重苦、三重苦…

いえいえ、2重課題、3重課題でした。

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そんなこの日のメニューは、

豚汁
小エビのサラダ
東松島産 炊き立てご飯
バナナ
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でした。


栄養士 八木より

今回のサラダはお洒落ですね彩りも鮮やかでとても美味しそうです(*^▽^*)
サラダのトッピングに小えびや卵を使用していますが、副菜に高タンパク食材をプラスするのはお薦めです!
高齢期におけるタンパク質不足は、低栄養や運動・認知機能の低下を招きます。しかし、加齢にともない食事量が減ることで、タンパク質の摂取量も減少してしまいます。また、体内でのタンパク質合成力も低下するとされているので、意識的に摂取すべき栄養素であると思います。
今回のサラダの様に、いつもの料理に高タンパク食材を1品プラスする方法だと、無理なくタンパク質を補うことが出来ます。是非ともお試し頂きたいです(^-^)/

Ji-Ji ブログをご覧の皆さま

今日、ついに総訪問者2000人に到達しました!

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ありがとうございます😊

これも利用者様、職員みんなのお陰です!

これからも、Ji-Ji の楽しい日々をお伝えしていきます!

今後とも宜しくお願いします❣️

こんにちは。尾形です。

暑さ寒さも彼岸までと昔から言われているように、随分と過ごしやすくなりました。
この日は、お彼岸ということで、炊き込みご飯にけんちん汁となりました。

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役割分担もスムーズ。

手際よく4品が揃いました。


この日のメニューは


炊き込みご飯
けんちん汁
小松菜と笹かまのお浸し
季節の果物 いちご

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でした。


さて、春になると気持ちがうきうきして、体を動かしたくなるのか、利用者様からレクリエーションに風船バレーのリクエストがありました。


レクリエーションは、その日のメニューを事前に準備していますが、利用者様のリクエストしていただけるのは非常にありがたいことです。
い、いえ、私が楽だからではなく、自己決定というのが、自立支援のスタート地点だからです(汗)。



最初は、「見てるだけね」とおっしゃられていた方もいらっしゃいましたが、風船が来ると、思わず立ち上がり、見事なスパイク!

いつもはおしとやかな利用者様も童心にもどられるようです。

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 栄養士 八木より

具沢山のけんちん汁、とても美味しそうですね
けんちん汁には根菜類がたっぷり入っています。根菜類は総じて食物繊維が豊富です。また、ビタミンやミネラル、糖質も多く含まれているので、身体を温める効果があるとされています。根菜は比較的かたいものが多いので、煮込み料理や鍋、スープの具材として使用されることが多いですね。
根菜を美味しく食べるコツとしては、じっくりと加熱することです!例えば煮る場合、お湯からではなく水から調理することにより均等に火が入るので、繊維が柔らかくなり食べやすくなります。また、甘みも引き出されますので、とても美味しく出来上がります(*^-^*)

介護予防や認知症予防の分野では2重課題が効果的だと言われていますね。

 

2重課題とは

一度に2つ以上のことを同時に行うことで、「ながら作業」や「ながら運動」とも言われています。

例えば、歩きながら計算やしりとりをする、歌を歌いながら洗濯物を畳む、などです。

 

体を動かすことは、脳の「体を動かす部分」を活性化させます。

それに加えて考えることは、「脳の前頭葉の部分」を活性化させます。

2重課題を行うことは、脳の様々な部分を活性化させて認知能力を向上させると言われています。

 

実は、料理もその1つ!

 

脳トレの産みの親、川島隆太教授も料理が前頭前野を活性化することを実証し、太鼓判を押しています。


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Ji-Jiでは、その日のランチを利用者様と一緒に調理しています。
立って調理ができる方は立って、疲れたな、不安定だなという方は座って調理しています。


二重課題③

人数分のお皿を準備して

人数に合うように野菜を取り分け

綺麗に盛り付けしています


さぁ、配膳です!

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盛り付けしたお皿を持ち移動

(職員は近くで見守りしています)

二重課題②

昼ご飯を一緒に食べる人の席に料理を並べます。

おいしそうに見えるように、食べやすいようにと心配りが感じられます。

立つ

歩く

 

と並行して

 

数を数える

料理(切る、煮る、炒める等)する

盛り付けする

配膳(箸、食器の位置、席順等)する

 

高齢者、特に後期高齢者には、とてつもない2重課題の連続です!

 

そして、その一連の行動を

利用者様が自ら行っているところが、いいなー

 

(時々は面倒くさいなぁと思いながら、

面倒くしぇーとブツブツ言いながらするのも2重課題?!

 

そして、2重課題の先に、美味しいランチがあるなんて最高


 

一つ一つの行為や活動には、意味、目的、効果があります。

知らず知らずに無理なく、楽しみながら行える生活リハビリ。

 

毎日の暮らしには、すごい力が秘められているんですね。

 

機能訓練指導員 伊藤純子


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